競馬太郎
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馬伝染性貧血の略語であり、馬特有の法定伝染病である。ウィルスによって感染する。典型的な症状は40℃前後の高熱を出し、2~4日後には平熱に戻るが、この状態を繰り返す(回帰熱)。通常、感染した馬は次第に貧血し、痩せていく。感染が判明すると、法の定めにより安楽死の処置がとられる。競馬の円滑な施行を図るため、自衛の見地から中央競馬会では年2回、全在厩馬を対象とした検査(定期検査)を行ない、また、施設外から入厩する馬は、その都度検査(入厩検疫)を実施して防禦に努めている。
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馬の蹄の内部は血管が発達しているが、体重が重いこと、心臓から遠い体の末端に位置することなどから心臓のポンプ作用をもってしても血液が充分に行きとどかない。これを補っているのが蹄機(歩行の際、蹄の負重免重が繰り返され、一種のポンプとして動き、血行を促進する)であるが、肢に故障を発症し、動けずに他の肢で長時間負重し続けると、蹄の内部の血液循環が阻害され、蹄の内部に炎症が起こり激しい疼痛を発する。これが蹄葉炎である。馬は体重が重いため、病勢の進行を止めることは難しく、重症にいたると予後不良となることが多い。
蹄底の蹄叉の凹部につまった汚物が原因で蹄底が腐食し、悪臭をはなつ病気であり、重症になると跛行を呈する。原因は厩舎や放牧場の不潔、蹄の手入不足等であり、何よりも予防が肝心である。