けんりょう（検量）

　出走馬ごとに定められた負担重量をチェックするために騎手が行なう検量のこと。発走の７０分前に出走する全騎手が行なう「前〔まえ〕検量」と、レース終了後に７位までに入線した騎手および裁決委員が特に指定した騎手について行なわれる「後〔あと〕検量」の二つがある。

けんしょうば（顕彰馬）

　昭和６０年に日本中央競馬会創立３０周年記念事業の一環として、中央競馬の発展に多大な貢献のあった過去の名馬の功績をたたえ、顕彰して、後世に伝えていくようになった。平成１５年１２月末現在２５頭が選出されている。

けばな（毛花）

　めったに見られない毛先の現象で、毛にツヤがなく、立ってボサッとしているように見える。冬毛のことや、また手入れの悪いものをさして言う。実際に毛花が咲くと言われるのは、最高潮から下降線をたどるときに、上皮に疲れが出はじめ、毛の先端がブラシをかけても直らないことで、疲労の前兆によるところがある。